ついでにどうでもいいこと

たとえあるOSがVMwareの中で動いていても、それがOSである事に変わりはないはずなんだ。あたりまえだけど。違いは、見る視点によっては、ホストOSより一つ下のレイヤーで動作している事が明らかなだけで。

でも、そのホストOSは本当に最上位のレイヤーで動いているのかどうかとなると、少なくともホストOSのレイヤーからはそれを証明することは出来ない。ホストOSの環境は、完全な仮想マシンによって仮想化されているという情報をまったく漏らさないゲストOSの環境と等価だから。そのような仮想マシンの中にいるなら、ゲストOSの側からは仮想化されていることなど知る由もない。

だから少なくとも、そういった理想的な環境の中で動くゲストOSはOSであるとするべきだと思う。だって、そうしないと、ホストOSもOSでないと言わなければならなくなってしまうから。

まあ、問題になるのは理想的な環境じゃなかった場合なのだけど。ゲストOSが自身が仮想化されているということを知ってしまった場合。いつか、世界中のOSが仮想マシンの中で動くようになったとき、ゲストOSはホストOSへの「復活」を夢見るのだろうか。


…うーん、酷くどうでもいい。