pcbnetを振り返って

FTPクライアントモジュールを作っていて、アボート処理に実はOOBデータの送信が必要なことが発覚。OOBなんて古い仕様を今さら…と思って全然実装なんて考えてませんでした。その為だけにpcbnetのバージョンアップをするのも何だか悔しいし面倒なので、とりあえずのところデータコネクションを異常切断してやってちょっと強引にアボートさせる方法を採りました。これならtelnetコマンドとか何やら面倒なコードを書かなくて済むし。サーバーによっては変な挙動をしてしまうかもしれませんが、それはサーバー側の例外管理がなってないということで許してください。
思えばpcbnetは高一のころから書いてきたプラグインで、なんか高校時代の自分が一番まともに書いたプログラムでしょうか。作り始めたころはネットワークの知識も乏しくて、TCPUDPの違いでさえよく分かってませんでした。そういえば、ネットワークプラグインを書き始めたのはUDPを扱いたくて自分でプラグインを書こうと思い立ったからだったなぁ… ルーターから送られてくるsyslogのパケットを捕って、電話をかけてきた相手の番号を画面に表示するっていうソフトに使うためです。そのころはナンバーディスプレイにも入ってなかったので、ISDN回線の人からの電話しか表示できませんでしたが。
この三年間、なかなかスタンドアロンのソフトは書けませんでしたが、来年度は溜まってるアイデアをどんどんコードに落としていきたいです。